年賀状仕事の話

去年の年賀状仕事より
去年の年賀状仕事より

今年は、例年来ていたものを含めて、年賀状の仕事があまり来ないので、この時期かなりヒマである。

いや、低料金でのオファーはぼちぼちある。あるのだけれど、それを請けてしまうと、自分自身のモチベーションが下がるし、できたものもやっぱりそれなりのものになってしまうだろう。

だから条件を出す。するとたいがい流れる。

 

実は、長年たくさんの年賀状仕事をやってきて、そろそろこの辺で見直したいというのもあった。

もうアイデアが尽きているというか。。

毎年干支は違うんだし、干支すげ替えでできるものもあるはずなんだけど、それをしたことがない。考えてみれば、いいアイデアや魅力的なデザインもあったのに、それを二度と使わないというのももったいない話だ。

手持ちパーツを使っての組み合わせならけっこうできるんだけど、干支となるとなかなかそうはいかないもので、低料金では請けることができなくなってしまうのだ。

 

ストックイラスト販売をしていることを考えると、あらかじめパーツを描き下ろしておいて、それを組み上げるという仕事の仕方もありそうだ。でもその場合、少しずつ変えられるパーツにしておかなければならない。

最近の年賀状仕事依頼のかなりのものが墨彩画との指定であることを考えると、それもまた、むずかしい。